未経験IT転職に学歴は不問?文系や高卒でもIT転職可能な理由
2022/12/21
日本の就職活動や転職活動において、大学の偏差値や最終学歴が採用時の選定基準となる「学歴フィルター」という言葉をよく耳にするかと思います。
IT業界への転職を考えている人の中には、
・IT転職には「学歴フィルター」が存在するの?
・学歴に自信がなくてもIT転職できるの?
・高卒未経験でもIT転職はできるの?
・文系でもIT業界に転職できるって本当?
といった不安や疑問を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論からいうと、基本的にIT転職に学歴は重視されません。
本記事では、
・IT転職に学歴が関係ない理由
・学歴に自信がなくてもIT転職に挑戦した方が良い理由
・学歴に関係なくIT転職を成功させるポイント
をご紹介します。
IT転職をお考えの方は是非参考にしてください。
目次
◆学歴に関係なくIT業界に転職できる理由
基本的にIT転職には学歴は関係ありません。なぜ学歴に関係なくIT業界への転職を成功させることができるのか、その理由を解説します。
・IT人材の需要が高まっているから
学歴に関係なくIT業界に転職できる理由の一つとして、IT人材需要の高まりが挙げられます。
近年のITニーズの急速な拡大に伴い、IT業界の市場規模もどんどん拡大し、人材の需要も今後ますます高まっていくことが予想されます。
そのため、多くの企業がIT人材の採用や育成に積極的になっています。
現在IT業界で働いている方や、今後IT業界で働くことを検討されている方にとっては、かなり転職しやすい環境になっていくといえるでしょう。
現状、ここ数年のIT業界の求人倍率は右肩上がりです。コロナ禍で多少の落ち込みはありましたが、今後も求人数はますます増えていくことが予想されます。
企業としては、もっとIT人材が確保できれば、その分売上高を伸ばすことができます。IT人材不足により機会損失が発生している状況のため、最近は採用が困難となっている経験者だけでなく、採用しやすい未経験者を採用し、自社で教育する企業も増えています。
そのため、社会人経験があり将来性や意欲がある若手人材は、学歴に関係なく採用されるチャンスがあるのです。
・IT業界では学歴よりも実力が評価されるから
IT業界は、スキルや実務経験が求められる業界です。
たとえば、IT業界に転職した後のことを考えると、スキルや実績のある高卒と経験不足の大卒では、まず間違いなく前者の方が高く評価されます。
ITの現場で実務経験を積めば積むほどIT転職の際に有利になるのです。そのため、高卒や文系でも転職のチャンスは大いにあるといえます。
◆学歴に自信がなくてもIT転職をおすすめする理由
ここまでお読みいただき、学歴に関係なくIT転職が可能な理由をお分かりいただけたかと思います。ここからは、学歴が原因でIT業界へ転職すべきかどうかお悩みの方に向けて、学歴に自信がなくてもIT転職をおすすめする3つの理由をご紹介します。
・IT業界は将来性が高い
学歴に自信がなくてもIT転職をおすすめする理由の一つとして「IT業界の将来性の高さ」が挙げられます。
近年ではIT化が急速に進み、今や経済や社会の発展にはITが必要不可欠となっています。
また、コロナ禍による生活様式の変化に伴い、経済や社会のデジタル化の重要性がより明らかになりました。それにより、企業のDX化やクラウド活用、EC等のIT需要は著しく増加しています。
そういった状況でも、日本国内ではまだ既存のシステム(レガシーシステム)から脱却できていない企業も多く存在します。今後はそのような企業や業界のDX化やクラウド活用も進んでいくでしょう。
社会全体がデジタル化する傾向は今後も続き、さらなるIT技術の進化とサービスが求められることが予想されるため、IT業界の将来性には今後ますます期待できます。
・IT業界は他業界に比べ平均年収が高い傾向にある
2021年のIT業界全体の平均年収はdodaの調査によると「433万円」となっています。全業界の平均年収が「403万円」なので、IT業界全体では平均より30万円以上年収が高いという結果になっています。
もちろん未経験でIT業界に転職する場合、スキルや経験を積んで成果を出すまでは、転職してから数年は現在の年収を下回る可能性もあります。
しかし実力をつけることができれば、着実に年収アップを見込めます。
IT業界といっても職種や企業の規模によって差はありますが、自分の努力次第で昇進や昇給を実現しやすく、比較的若いうちから高収入が見込めるのが魅力的です。
・IT業界は実力次第でどんどん活躍できる
日本の企業の中には年功序列や学歴重視で、若手は結果を出しても評価に反映されにくかったり、実力に関係なく高卒と大卒で年収に差があったりする場合があります。一方で、IT業界は仕事の努力や成果が積み重なって評価されるため、年齢や学歴に関係なく若くても実力があればどんどん活躍の場を広げることができます。
未経験からスタートする場合は、スキルを身につけて結果を出すまでに数年かかることは覚悟しておきましょう。トレンドにアンテナを張り、向上心を持って地道に学び続け、少しでも多くの実務経験を積むことが大切です。着実に力を付けて成果を出すことができれば、出世や昇給も夢ではありません。
◆学歴に関係なくIT転職を成功させるためのステップ
学歴に関係なくIT業界に転職できる可能性は十分にあるとお伝えしましたが、実際に何をどうすればIT転職を成功させられるのでしょうか。
未経験からIT転職を目指すなら「正しいステップ」で取り組むことが近道です。ここからは、「学歴に自信がないけれどIT転職を考えている」というあなたが今すぐに始められる、3つの方法をご紹介します。
ステップ1.まずはIT業界についての知識を深める
IT業界への転職で何よりも大事なのが、業界知識を深めることです。なぜならIT業界と一口に言っても取り扱う商材や業務内容が大きく異なるためです。
転職の失敗パターンとして、意欲やスキルがないことよりも、転職する前に事前情報を調べなかったことが原因となるケースが多々みられます。
どういう職種があり、どういう仕事があり、どんな人が求められているのか、自分の中でイメージできますか?もし今イメージできていない段階で、転職活動を進めると、
・エンジニアと言われて入社してみたら、業界知識がないので、自分の求めていた仕事と全く違う職種についてしまった
・面接で求められていることが一切わからず、期待されていないことばかり答えてしまって転職活動で苦戦してしまった
ということが起こりかねません。
職種によって必要となるスキルも違えば、未経験からの入りやすさも違ってくるので、その違いを理解しておくことが大切です。
まずは業界全体とその仕事内容をしっかり理解してから転職活動をスタートさせましょう。
ステップ2.転職全体のスケジュールを立てる
いざIT転職をしようと決めても具体的に行動できないという方も多いのが事実です。
未経験でのIT転職の難易度は、若ければ若いほどハードルが低く、30代を超えると十分なスキルや実績がないとどんどん難しくなっていきます。そのため、できるだけ早いうちに行動に移すことが成功の鍵を握っていると言っても過言ではありません。
しかし、目標やそれに向かうための計画をしないまま転職活動を始めても、失敗してしまう可能性が高まるばかりです。
まずは、いつまでに転職を目指すのか、そのためにいつまでに何をすべきかを、明確にしましょう。
ステップ3.IT業界専門のキャリアアドバイザーに相談する
現在の仕事では自分のやりたいことが実現できないと感じている方や、将来に不安を感じている方の中で、「本当にIT業界への転職をすべきかどうか?」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
そんなときは、IT業界に特化したプロのキャリアカウンセラーに相談することで進むべき道が見えてくるかもしれません。
一人ひとりの目標や状況に合わせて、どんなスキルが必要か?スキルを得るために何をすればいいのか?を示してくれるので、迷ったらまずは相談してみるのも一つの手です。
◆まとめ:学歴関係なくIT業界に転職できる!一人で悩まずプロのキャリアアドバイザーに相談しよう
本記事では、学歴に関係なくIT業界に転職できる理由と、IT業界への転職をおすすめする理由、そしてIT転職を成功させるためのステップをご紹介しました。
IT業界では実務経験やスキルが評価されるため、たとえ学歴に自信がなくても努力次第で活躍することができます。
「学歴に自信がないけれど、IT業界に挑戦してみたい」とお考えの方の中で、
・何から手をつけていいかわからない
・本当にIT業界へ転職することができるのか不安
・目標や将来像はあるが、そこにたどり着くためにどうしていいかわからない
といった不安をお持ちの方は、是非一度プロのキャリアアドバイザーに相談することをおすすめします。
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