女性の転職はIT業界がおすすめ!メリットや未経験の場合の注意点を解説
2022/11/2
転職を考えている女性の中には、
「IT業界への転職を考えているけど、未経験でも転職できるの?女性には厳しいのかな?」
という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
結論からいうと、女性でも未経験でIT業界に転職することは可能です。
実は、女性がIT業界へ転職するメリットはたくさんあります。
本記事では、IT業界への転職を目指す女性に向けて、
・女性がIT業界へ転職するメリット
・未経験でもIT業界への転職できる理由
・女性が未経験からIT転職を目指す際の注意点
を詳しく解説します。
目次
◆女性がIT業界へ転職するメリット
まずは女性がIT業界へ転職する際の、大きな3つのメリットについてご紹介します。
1.評価基準が男女平等
日本の企業の中には女性だからという理由で大きな仕事を任せてもらえなかったり、年功序列で若手は結果を出しても評価に反映されにくいという場合が多くあります。
一方で、IT業界は性別や年齢に関係なく、実力や実績で評価される傾向が強い業界です。
さまざまなプロジェクトに参画した実績があったり、スキルが高く結果を残していれば、男女関係なく評価されます。
そのため、学び続ける意欲があり、成果を出すことができれば、十分キャリアアップも狙えます。
2.IT業界は他業種よりも平均年収が高い傾向にある
2021年のIT業界全体の女性の平均年収はdodaの調査によると「386万円」となっています。全業界の女性の平均年収が「293万円」なので、IT業界全体としては平均より90万円以上年収が高いという結果になっています。
他業界に比べ自分の努力次第で昇進や昇給を実現しやすく、比較的若いうちから高収入が見込めます。
ただ、未経験の場合はスキルを身につけて結果を出すまでに数年かかることは覚悟しておきましょう。トレンドにアンテナを張り、向上心を持って地道に学び続けることができれば自ずと結果は現れるでしょう。
また、IT業界といっても職種や企業の規模によって年収差があるので注意が必要です。
3.ライフステージが変わっても働き続けやすい
女性のライフスタイルは結婚・出産・子育てなどによって大きく変化します。
子育てといっても、出産直後、保育園への入園、小学校への入学…と、子どもの成長にあわせて働ける時間は変化します。また、夫の転勤により転職を余儀なくされることもあるかもしれません。
出産や子育てから復帰する際に「元のポジションには戻れない」という悩みは多くの働く女性に共通して存在します。
IT業界なら、スキルや実績があればいったん現場を離れたり、引越をしたり、環境が変わっても常に仕事の需要があります。
また在宅ワークやフレックスタイム制を導入している企業も多いので、子育てとの両立もしやすい業界といえます。
IT業界は慢性的な人手不足に悩まされており、多くのIT企業が優秀なIT人材を求めています。そのため、子育てに集中するために一度専業主婦になったり、結婚して居住地が変わったりしても、スキルや実績さえあれば比較的簡単に新しい職場を見つけることができるのが魅力です。
◆未経験でもIT業界に転職できる理由
皆さんの中には「未経験からIT業界に転職するのは難しいのではないか?」と考えている方もいらっしゃるでしょう。
冒頭でもご説明した通り、未経験からIT業界への転職は可能です。
未経験でもIT業界に転職できる理由として、IT人材需要の高まりが挙げられます。
ITニーズの拡大に伴い、IT業界の市場規模もどんどん拡大し、人材の需要も今後ますます高まっていくことが予想されます。
そのため、多くの企業がIT人材の採用や育成に積極的になっています。
現在IT業界で働いている方や、今後IT業界で働くことを検討されている方にとっては、かなり転職しやすい環境になっていくでしょう。
現状、ここ数年のIT業界の求人倍率は右肩上がりです。コロナ禍で多少の落ち込みはありましたが、今後も求人数はますます増えていくことが予想されます。
企業としては、もっとIT人材が確保できれば、その分売上高を伸ばすことができます。IT人材不足により機会損失が発生している状況のため、最近は採用が困難となっている経験者だけでなく、採用しやすい未経験者を採用し、自社で教育する企業も増えています。
未経験であっても正しいステップを踏むことができればIT転職のチャンスは十分にあるといえるでしょう。
◆女性が未経験からIT業界を目指す際に注意すべきこと
続いては、女性が未経験からIT転職を成功させるために、注意すべき3つのポイントを解説します。
1.IT業界は女性の割合が低いためキャリアのお手本が少ない
IT業界への転職を成功させるためには、キャリアプランを明確にすることが重要です。
キャリアプランを明確にして転職した人と、なんとなく目標がないまま働いてきた人の5年後、10年後には大きな差が出てきます。
転職の目的や、なりたい将来像は転職活動の軸となり、行動の指針となるので、明確にしておく必要があります。
IT業界は女性の割合が少ないため、お手本になるキャリアが見えづらいことがあります。
キャリアパスが豊富なIT業界では、周囲に気軽に相談できる同性が少ないのは、女性にとって不利かもしれません。
IT業界でのキャリアパスに悩んだときは、プロのキャリアアドバイザーに相談してみるのも一つの手です。
1人で悩むのではなく、IT業界に特化した専門家に相談することで、あなたが想い描く将来を実現するための筋道が見えてくるでしょう。
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2.IT未経験なら30代以上での転職は難しい
未経験からIT業界への転職は、30代よりも20代、20代後半よりも20代前半の方が成功しやすい傾向にあります。
20代前半であれば、第二新卒層として中堅・中小企業をはじめ、大手企業でも積極的に採用を行っている場合があります。
社会人としてのマナーやコミュニケーションスキル、人柄や意欲などのポテンシャルが評価されれば、採用の可能性は十分にあります。
30代未経験の場合は、20代と比べて転職の難易度は一段と高くなります。なぜなら、企業側は同じ未経験なら採用コストが比較的安い新卒や第二新卒を採用したいと考えるからです。
また、30代になると業界・職務経験だけでなく、マネジメント経験や企画戦略立案の経験、課題解決スキルの有無が問われます。
このように30代未経験でIT業界に転職するハードルはかなり高くなります。スキルがなければまず転職は難しいでしょう。
転職を考えているあなたがまだ20代であれば、今すぐに行動すべきです。
3.とにかく実務経験を積む必要がある
IT業界で未経験からステップアップしていくためには、とにかく実務経験を積むことが大切です。IT業界ではいくら知識だけがあっても、実際にプロジェクトに参画したり、実績を残したりしなければ評価はされません。
未経験のばあいは、まずは挑戦しやすい「システム運用保守」や「ヘルプデスク」といった職種にチャレンジし、学びながら経験を積んで、さらに実績を上げて大きなプロジェクトの達成を目指すといったように、コツコツと実績を積むことでできることが広がり、着実にステップアップすることができます。
独学で勉強したり、資格を取得することももちろん大切ですが、何よりもまずは行動して、現場での実務経験を得ましょう。
◆まとめ:女性の転職はIT業界がおすすめ!未経験でも転職は可能!
本記事では、女性がIT業界へ転職するメリットや、未経験からIT転職を目指す際の注意点についてご紹介しました。
しかしこの記事を読み終えた方の中には、
「そもそも転職するのは正解なの?」
「IT業界に転職したいけれど、何から始めていいのかわからない」
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